私の経験から生まれた挫折させないプログラミング書籍! 3つのPoint
1人で学習を進めるにあたって、プログラミングの書籍っていうのは、挫折しやすい傾向にあるんです。
これは私がかつて、理系の学生時代~社会人3年目くらいまでにSEとしてプログラムを学ぶ必要があったのですが、プログラムを初めて学んだときに(C言語でしたが)で挫折しまくったので、身にしみてわかっています。
この書籍では、その経験も振り返りながら、最後まで挫折しないで学習できる作りにすること(=1人で学習を進められること)を目指しました。この本では、次の3点に重点をおいて作っています。
Point① プログラムのすべてのコードをもれなく解説!
「プログラムの中の1行だけ、何をやっているのかわからない」なんてことはありませんか?
たった1行でもわからないコードがあると、プログラム全体の動きもわからなくなってしまいますよね。大抵のプログラムの本は、それが原因で挫折してしまう傾向があるのではないでしょうか?
そこで、この本では、プログラムのすべてのコードに対して、1行1行丁寧にもれなく解説して、プログラム全体の動きをしっかり理解できるようにしています。
Point② よく起きるエラーの対処方法がわかる!
「プログラムでエラーが発生してしまい、この先どうやって進めたらいいの?!」と困ったことはありませんか?
この本では、よく起きやすいエラー内容を選別し、随所で解説するように努めました。1文字でも間違えたらプログラムはエラーになって動きません。また、エラーは英語で出力されることが多く、内容を把握するのが難しいという特性もあります。この本ではエラーの発生場所や意味、その対処方法がわかるので、止まることなく学習を進められます。
さらに、私の経験上でプログラムの動きが難しいかなと思った箇所(=複雑なプログラムの動きをするような箇所)には、文章による解説の補充や、図解を加えるようにしています。
このように、この本は学習する人が 「挫折をしないで最後まで進められる(=1人でも学習を進められる)」 ことを目指して作りました。
Point③ よく使われるExcel操作に対応したPython構文を網羅!
「いつも使っているExcelでこんなことができたらいいな…自動で作れると便利なのにな…」と思ったことはありませんか?
この本では、1つ1つのExcelの操作シーンで、Pythonによるプログラミングで自動化すると、こんなに便利になるということがわかるように解説しています。イメージがわきやすく、すぐに実務に活かすことができます。
なお、Pythonを初めて使う人でも安心して進められるようにするため、最低限必要となるPythonの構文から学習を開始して、Excelを操作するために必要なPythonの構文をパターンごとに身に付けていきます。Excelの操作は、シートの読み込み・書き込み、シートの追加・削除、行や列の操作、複数シートの一括処理、書式設定、グラフ作成、…とたくさんのパターンがあります。これらの操作を自動化するために、Pythonでどのようにプログラムを書くのか、構文が決まっています。それらを1つ1つパターンごとに丁寧に解説し、冒頭の2つのPointをベースとして最後まで挫折しないで進められますので、PythonによるExcel操作の自動化がしっかり身に付きます。
この本を学習することで、あなたはPythonを使ってExcel操作の自動化ができるようになっています。プログラムをどんどん作れるようになったご自分にも気づくと思います。業務シーンを想定した2題の実践問題にもチャレンジしていただくと、さらに、普段の業務で行っているExcel操作(手作業による操作)について、Pythonを使って自動化するアイディアも浮かんでくると思います。
ぜひ、Pythonでのプログラミングにチャレンジして、Excel操作を自動化し、ご自身の業務効率化を進めてみてください。





