新型コロナウイルス感染防止対策をきっかけとして以降、BCP対策だけでなく、ライフ・ワーク・バランスの実現を目指すことなどを理由に、新しい働き方の1 つとして、リモートワークの導入が加速しました。
Microsoft 365はExcel、WordなどのOfficeアプリ以外に、リモートワークに最適なアプリやサービスが用意されています。チャットやビデオ会議などのコラボレーションツール「Teams」、チーム内で共有する情報やファイルを管理できる「SharePoint」、個人でファイルをクラウド上に管理・保存・共有ができる「OneDrive」、メモをクラウド上に保存して管理ができる「OneNote」などのサービスも利用できます。
Microsoft 365のアプリとサービス
※Microsoft 365のプランによって異なります。以下は代表的なアプリとサービスを取り上げています。
利用できるアプリやプランなど、Microsoft365とはどんなサービスかを解説、またTeams、SharePoint、OneDrive、OneNoteで使える128のテクニックをご紹介します。
テレワーク(またはリモートワーク)などで勤務地が離れた状況で複数人で業務を進めるといった場合、Teamsで進行状況を管理・共有したり、デジタルノートのOneNoteで情報を整理したり、SharePointやOneDriveでファイルを管理・共有したりすることで、プロジェクトやタスクフォースなどの業務を円滑に進められ、効率化が図れます。
情報のまとめに最適なデジタルノートのOneNote、作成したデータの保存管理に最適なSharePoint、OneDriveの使い方を学ぶことで、情報の整理方法を見直すことができます。
OneNote | メモ管理 業務上のさまざまなことをOneNoteに記録し、情報を蓄積。 テキストのほか、画像や動画の挿入も可能。 |
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SharePoint | 情報管理 部やプロジェクトごとにチームサイトを作成し、業務内容に沿ったライブラリでのファイル管理や、リストで掲示板や予定表などを利用可能 |
OneDrive | ファイル共有 パソコン内のファイルをクラウドへ自動同期でき、別の環境からでもブラウザから閲覧、編集することが可能。同期したファイルはほかのユーザーに共有もでき、そのファイルを共同編集することも可能。 |